基本情報技術者試験 - 令和6年12月修了 - 問10

磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アアクセス時間は,回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。
イアクセス時間は,処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間も含む。
ウ記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。
エデータ転送速度は,回転速度と回転待ち時間で決まる。
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › 入出力デバイス
解説 :
磁気ディスク装置のアクセス時間とは,目的のデータにたどり着くまでにかかる時間のことで,主に「位置決め時間」(磁気ヘッドが目的のトラックまで移動する時間)と「回転待ち時間」(目的のデータが磁気ヘッドの位置まで回転してくるのを待つ時間)の合計で決まります。ディスクの回転速度を上げれば回転待ち時間が短くなり,位置決め時間そのものを短縮する工夫をすれば,いずれもアクセス時間の短縮につながります。従って,正解は「ア」です。

「イ」のアクセス時間には処理装置側での前処理や後処理にかかる時間は含まれず,あくまでディスク装置自体がデータにアクセスするまでの時間を指します。「ウ」のディスクの記憶容量は,トラック当たりの記憶容量やシリンダ当たりのトラック数だけでなく,シリンダの数(ディスク面の枚数や記録面の数)も関係するため,それらだけで決まるわけではありません。「エ」のデータ転送速度は,単位時間あたりにどれだけのデータを読み書きできるかを示す値であり,回転速度は関係しますが,回転待ち時間(アクセスの開始を待つ時間)そのものとは異なる概念です。
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