基本情報技術者試験 - 令和6年7月修了 - 問57
図は,定量発注方式の在庫モデルを表している。発注aの直後に使用量の予測が変わって,納品の直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから①で示されるXになるとき,発注a時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。ここで,発注直後の発注量の変更は可能であり,納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならないものとする。

| ア | E+S-Xを追加発注する。 |
|---|---|
| イ | K+S-Xを追加発注する。 |
| ウ | K-Xだけの発注を取り消す。 |
| エ | X-Sだけの発注を取り消す。 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
解説 :
定量発注方式では,在庫量が発注点Kに達した時点で,あらかじめ定めた発注量Eを発注するという運用が基本です。しかし今回は,発注aの直後に使用量の予測が変わり,納品の直前の在庫量予測が安全在庫量Sから,より大きな値であるXに変化したという状況です。
安全在庫量Sよりも実際の在庫が多く残る見込みになったということは,当初見込んでいたよりも在庫が減りにくくなった,つまり発注した量が多すぎる可能性があるということを意味します。そのため,発注量のうち差分にあたるX引くSの分を取り消すことで,納品直後の在庫量が最大在庫量を超えないように調整することができます。
「ア」や「イ」は追加発注を行う内容ですが,在庫が予測より多く残る見込みである以上,追加で発注するとかえって在庫が過剰になってしまいます。「ウ」はKからXを引いた量の取消しとしていますが,これは発注点との差であり,安全在庫量との差に基づく調整とは異なります。安全在庫量との差分を取り消すという考え方に基づく「エ」が正解です。
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
解説 :
定量発注方式では,在庫量が発注点Kに達した時点で,あらかじめ定めた発注量Eを発注するという運用が基本です。しかし今回は,発注aの直後に使用量の予測が変わり,納品の直前の在庫量予測が安全在庫量Sから,より大きな値であるXに変化したという状況です。
安全在庫量Sよりも実際の在庫が多く残る見込みになったということは,当初見込んでいたよりも在庫が減りにくくなった,つまり発注した量が多すぎる可能性があるということを意味します。そのため,発注量のうち差分にあたるX引くSの分を取り消すことで,納品直後の在庫量が最大在庫量を超えないように調整することができます。
「ア」や「イ」は追加発注を行う内容ですが,在庫が予測より多く残る見込みである以上,追加で発注するとかえって在庫が過剰になってしまいます。「ウ」はKからXを引いた量の取消しとしていますが,これは発注点との差であり,安全在庫量との差に基づく調整とは異なります。安全在庫量との差分を取り消すという考え方に基づく「エ」が正解です。