基本情報技術者試験 - 令和6年7月修了 - 問29
リスクベース認証の特徴はどれか。
| ア | いかなる利用条件でのアクセスの要求においても,ハードウェアトークンとパスワードを併用するなど,常に二つの認証方式を併用することによって,不正アクセスに対する安全性を高める。 |
|---|---|
| イ | いかなる利用条件でのアクセスの要求においても認証方法を変更せずに,同一の手順によって普段どおりにシステムにアクセスできるようにし,可用性を高める。 |
| ウ | 普段と異なる利用条件でのアクセスと判断した場合には,追加の本人認証をすることによって,不正アクセスに対する安全性を高める。 |
| エ | 利用者が認証情報を忘れ,かつ,Webブラウザに保存しているパスワード情報を使用できないリスクを想定して,緊急と判断した場合には,認証情報を入力せずに,利用者は普段どおりにシステムを利用できるようにし,可用性を高める。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
「リスクベース認証」とは,普段と異なる利用条件,例えばいつもと違う場所や端末からのアクセスがあった場合に,それをリスクが高い状況と判断して,追加の本人確認を求めることによって不正アクセスへの安全性を高める仕組みのことです。通常の利用条件のときには追加の確認を求めないため,利用者の利便性を損なわずに安全性を高められる点が特徴です。状況に応じて認証を強化するという点から「ウ」が正解です。
「ア」はいかなる場合でも常に二つの認証方式を併用するという内容で,リスクに応じて認証方法を変えるという柔軟性がなく,リスクベース認証とは異なります。
「イ」は利用条件にかかわらず常に同一の手順でアクセスできるとしており,リスクに応じた追加確認という考え方が含まれていません。
「エ」は緊急時に認証情報の入力を省略できるとする内容で,むしろセキュリティを緩めることを述べており,リスクベース認証の趣旨とは逆の方向を示しています。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
同一問題 : 〔令4修12問36〕
解説 : 「リスクベース認証」とは,普段と異なる利用条件,例えばいつもと違う場所や端末からのアクセスがあった場合に,それをリスクが高い状況と判断して,追加の本人確認を求めることによって不正アクセスへの安全性を高める仕組みのことです。通常の利用条件のときには追加の確認を求めないため,利用者の利便性を損なわずに安全性を高められる点が特徴です。状況に応じて認証を強化するという点から「ウ」が正解です。
「ア」はいかなる場合でも常に二つの認証方式を併用するという内容で,リスクに応じて認証方法を変えるという柔軟性がなく,リスクベース認証とは異なります。
「イ」は利用条件にかかわらず常に同一の手順でアクセスできるとしており,リスクに応じた追加確認という考え方が含まれていません。
「エ」は緊急時に認証情報の入力を省略できるとする内容で,むしろセキュリティを緩めることを述べており,リスクベース認証の趣旨とは逆の方向を示しています。