基本情報技術者試験 - 令和6年6月修了 - 問58

パレート図が有効に活用できる事例はどれか。
ア新製品の発表会に際し,会場の準備や関係者への連絡などに落ち度がないような計画を立てる。
イ建物の設計・施工に際し,幾つかの作業をどのような手順で進めれば最短時間で完成するかを調査する。
ウ品質改善策の立案に際し,原因別の不良発生件数を分析し,優先取組テーマを選択する。
エライフサイクルが短い商品の販売計画策定に際し,競合他社の出方を想定して,幾つかの代替策を準備する。
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
解説 :
「パレート図」とは,原因別や項目別のデータを件数の多い順に並べた棒グラフと,その累積比率を示す折れ線グラフを組み合わせた図であり,どの原因が全体に大きな影響を与えているかを視覚的に把握するために用いられます。品質改善策の立案において,原因別の不良発生件数を分析し,優先して取り組むべきテーマを選択するという「ウ」の記述は,パレート図の典型的な活用事例です。

「ア」はチェックリストなどによる漏れのない計画立案の説明,「イ」はアローダイアグラムなどによる工程管理の説明,「エ」はデシジョンツリーなど代替案の検討手法の説明であり,いずれもパレート図の活用事例とは異なります。パレート図は「重要な少数の原因に絞り込む」ためのツールであることを覚えておくとよいでしょう。
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