基本情報技術者試験 - 令和6年6月修了 - 問4
多数のクライアントが,LANに接続された1台のプリンタを共同利用するときの印刷要求から印刷完了までの所要時間を,待ち行列理論を適用して見積もる場合について考える。プリンタの運用方法や利用状況に関する記述のうち,M/M/1の待ち行列モデルの条件に反しないものはどれか。
| ア | 一部のクライアントは,プリンタの空き具合を見ながら印刷要求をする。 |
|---|---|
| イ | 印刷の緊急性や印刷量の多少にかかわらず,先着順に印刷する。 |
| ウ | 印刷待ち文書の総量がプリンタのバッファサイズを超えるときは,一時的に受付を中断する。 |
| エ | 一つの印刷要求から印刷完了までの所要時間は,印刷の準備に要する一定時間と,印刷量に比例する時間の合計である。 |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
解説 :
M/M/1の待ち行列モデルとは,利用者の到着がランダムであり,サービス時間も一定の分布に従い,窓口が1つという単純な待ち行列理論のモデルです。このモデルでは「先着順に処理される」ことが前提となっています。「イ」の記述はまさにこの先着順の原則に合致するため正解です。
「ア」は利用者が空き状況を見て行動を変えており,到着がランダムでなくなるため条件に反します。
「ウ」はバッファサイズに上限があるため,待ち行列が無限に許容されるM/M/1の前提と矛盾します。
「エ」は処理時間が印刷量に応じて変化するため,サービス時間が一定の分布に従うという条件とは異なります。
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
解説 :
M/M/1の待ち行列モデルとは,利用者の到着がランダムであり,サービス時間も一定の分布に従い,窓口が1つという単純な待ち行列理論のモデルです。このモデルでは「先着順に処理される」ことが前提となっています。「イ」の記述はまさにこの先着順の原則に合致するため正解です。
「ア」は利用者が空き状況を見て行動を変えており,到着がランダムでなくなるため条件に反します。
「ウ」はバッファサイズに上限があるため,待ち行列が無限に許容されるM/M/1の前提と矛盾します。
「エ」は処理時間が印刷量に応じて変化するため,サービス時間が一定の分布に従うという条件とは異なります。