基本情報技術者試験 - 令和6年6月修了 - 問2

標準偏差に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アすべてのデータに定数aを加えたものの標準偏差は,元の標準偏差にaを加えたものになる。
イすべてのデータに定数aを加えたものの標準偏差は,元の標準偏差のa倍になる。
ウすべてのデータを2倍したものの標準偏差は,元の標準偏差の1/2となる。
エすべてのデータを2倍したものの標準偏差は,元の標準偏差の2倍になる。
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
同一問題 : 〔令7修6問2〕〔令5修6問2〕〔令2修1問5〕〔平24修7問3〕
解説 :
「標準偏差」とはデータのばらつきの大きさを表す指標です。すべてのデータに定数aを「加える」場合,データ全体が同じ量だけ平行移動するだけなので,ばらつき自体は変化せず標準偏差は変わりません。したがって「ア」「イ」はどちらも誤りです。

一方,すべてのデータを「2倍」すると,データ同士の間隔も2倍に広がるため,ばらつきの度合いを示す標準偏差も2倍になります。よって「ウ」の1/2になるという記述は誤りで,正解は「エ」の「2倍になる」です。標準偏差は「加算には影響されず,乗算には比例して変化する」という性質を覚えておくと,同様の問題に素早く対応できます。
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