基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問50

T社では3種類の商品A,B,Cを販売している。現在のところ,それぞれの商品には毎月10,000人,20,000人,80,000人の購入者がいる。来年から商品体系を変更して,4種類の新商品P,Q,R,Sを販売する予定である。そこで,既存の顧客が新商品を購入する割合と新規の顧客数を試算した。この試算について,適切な記述はどれか。ここで,表の各行に記載されている小数第1位までの数値が,該当する旧商品から新商品に乗り換える人の割合を表す。

人数PQRS
A10,0000.50.30.10.1
B20,0000.10.60.10.1
C80,0000.10.10.30.3
既存顧客数15,00023,00027,00027,000
新規顧客数5,0007,00013,00023,000


ア商品Aの購入者のうち,1,000人が新商品Qを購入すると予想している。
イ商品Bの購入者は,新商品P,Q,R,Sのどれかを購入すると予想している。
ウ新商品Pの購入見込者の5割は,商品Aの購入者であると予想している。
エ新商品Sの新規顧客数は,商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する人数より少ないと予想している。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
解説 :
既存の商品A,B,Cの購入者が,新商品P,Q,R,Sをどのような割合で購入するかという試算をもとに,正しい記述を選ぶ問題です。

表の見方としては,例えば商品Aの購入者10,000人のうち,新商品Sを購入すると見込まれる割合は0.1なので,Aから流れる人数は10,000×0.1=1,000人です。同様に商品Bからは20,000×0.1=2,000人,商品Cからは80,000×0.3=24,000人がそれぞれ新商品Sを購入すると見込まれます。

これらを合計すると,既存顧客のうち新商品Sを購入する人数は1,000+2,000+24,000=27,000人となり,これは表に示された「既存顧客数」の欄の数値とも一致します。一方,表の「新規顧客数」の欄を見ると,新商品Sの新規顧客数は23,000人とされています。既存顧客からの27,000人と比べると,新規顧客数のほうが少ないことが分かります。

この内容は「エ」の記述,すなわち新商品Sの新規顧客数が,商品Cの購入者のうち新商品Sを購入する人数(24,000人)より少ないという内容とも一致するため,正解は「エ」です。他の選択肢については,表の数値を実際に計算してみると,金額や人数が一致しないことが確認できます。
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