基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問37

トップダウン方式で結合テストを行う場合に,必要となるものはどれか。
アエミュレータ
イスタブ
ウドライバ
エトレーサ
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
同一問題 : 〔令7修1問37〕〔平30修7問48〕〔平28修12問48〕〔平27修7問49〕〔平25秋問50〕
解説 :
「結合テスト」とは,複数のモジュール(部品)を組み合わせて,正しく連携して動作するかどうかを確認するテストです。結合テストの進め方には,大きく分けてトップダウン方式とボトムアップ方式があります。

トップダウン方式では,階層構造の上位(呼び出す側)のモジュールから順にテストしていきます。このとき,まだ完成していない下位のモジュールの代わりに,簡易的な代用モジュール(呼び出されると決まった値を返すだけの仮のモジュール)を用意する必要があり,これを「スタブ」と呼びます。したがっ正解は「イ」です。

「ア」の「エミュレータ」は,あるハードウェアやソフトウェアの動作を,別の環境で模倣して再現するためのソフトウェアであり,結合テストのスタブとは役割が異なります。

「ウ」の「ドライバ」は,逆にボトムアップ方式のテストで使われるもので,まだ完成していない上位のモジュールの代わりに,下位のモジュールを呼び出して実行するための仮のプログラムです。

「エ」の「トレーサ」は,プログラムの実行過程を追跡・記録するためのツールであり,結合テストで必要となる代用モジュールとは異なります。

トップダウン方式とボトムアップ方式で,それぞれスタブとドライバのどちらを使うかが入れ替わる点に注意が必要です。
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