基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問32

無線LANを利用できる者を限定したいとき,アクセスポイントへの第三者による無断接続の防止に最も効果があるものはどれか。
アMACアドレスフィルタリングを設定する。
イSSIDには英数字を含む8字以上の文字列を設定する。
ウセキュリティ方式にWEPを使用し,十分に長い事前共有鍵を設定する。
エセキュリティ方式にWPA2-PSKを使用し,十分に長い事前共有鍵を設定する。
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › セキュリティ実装技術
解説 :
無線LANのアクセスポイントに,第三者が無断で接続してしまうことを防ぐためには,通信内容を暗号化し,正しい鍵を持つ利用者だけが接続できるようにする,強固なセキュリティ方式を採用することが最も効果的です。

選択肢の中では,WPA2-PSKという方式を使い,なおかつ十分に長く複雑な事前共有鍵(パスワードのようなもの)を設定することが,現在広く推奨されている対策です。正解は「エ」です。

「ア」のMACアドレスフィルタリングは,あらかじめ登録した機器だけを接続許可する仕組みですが,MACアドレスは通信を傍受することで比較的容易に読み取られ,偽装されてしまう可能性があるため,単独では十分な対策とは言えません。

「イ」は,SSID(無線LANのネットワーク名)に英数字を含む8字以上の文字列を設定するとしていますが,SSIDはネットワークの名前であって,暗号化や認証のための鍵ではないため,これだけでは不正接続の防止効果は限定的です。

「ウ」は,WEPというセキュリティ方式を使うとしていますが,WEPは古い方式であり,現在では暗号化の強度が低く,比較的簡単に解読されてしまうことが知られているため,たとえ長い鍵を使っても十分な防御にはなりません。
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