基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問22
| ア | バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールバックする。 |
|---|---|
| イ | バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールフォワードする。 |
| ウ | バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールバックする。 |
| エ | バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
媒体障害とは,ハードディスクなど記憶媒体自体の故障によってデータが失われる障害のことです。このような障害から回復するには,まず最新のバックアップをリストア(復元)し,その後トランザクションログ(データベースへの更新履歴を記録したもの)を使って,バックアップ取得後に行われた更新内容を反映させる必要があります。
このとき行う操作は「ロールフォワード」と呼ばれ,バックアップ取得後にコミット(確定)された更新を,ログをもとにもう一度適用していく処理です。したがって,バックアップ取得後にコミットされたすべてのトランザクションをロールフォワードするという「エ」が正解です。
「ア」と「イ」は,コミット前に中断したトランザクションについて述べていますが,これらは元々データベースに正式に反映されていない未確定の処理なので,ロールバック(取り消し)やロールフォワードの対象としては不適切です。
「ウ」は,コミット済みのトランザクションをロールバックする,つまり確定済みの処理を取り消すとしていますが,これではせっかく確定した処理まで失われてしまい,データの復旧としては誤った操作になります。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
同一問題 : 〔令3修12問29〕
解説 : 媒体障害とは,ハードディスクなど記憶媒体自体の故障によってデータが失われる障害のことです。このような障害から回復するには,まず最新のバックアップをリストア(復元)し,その後トランザクションログ(データベースへの更新履歴を記録したもの)を使って,バックアップ取得後に行われた更新内容を反映させる必要があります。
このとき行う操作は「ロールフォワード」と呼ばれ,バックアップ取得後にコミット(確定)された更新を,ログをもとにもう一度適用していく処理です。したがって,バックアップ取得後にコミットされたすべてのトランザクションをロールフォワードするという「エ」が正解です。
「ア」と「イ」は,コミット前に中断したトランザクションについて述べていますが,これらは元々データベースに正式に反映されていない未確定の処理なので,ロールバック(取り消し)やロールフォワードの対象としては不適切です。
「ウ」は,コミット済みのトランザクションをロールバックする,つまり確定済みの処理を取り消すとしていますが,これではせっかく確定した処理まで失われてしまい,データの復旧としては誤った操作になります。