基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問12

稼働状況が継続的に監視されているシステムがある。稼働して数年後に新規業務をシステムに適用する場合に実施する,キャパシティプランニングの作業項目の順序として,適切なものはどれか。

〔キャパシティプランニングの作業項目〕
① システム構成の案について,適正なものかどうかを評価し,必要があれば見直しを行う。
② システム特性に合わせて,サーバの台数,並列分散処理の実施の有無など,必要なシステム構成の案を検討する。
③ システムの稼働状況から,ハードウェアの性能情報やシステム固有の環境を把握する。
④ 利用者などに新規業務をヒアリングし,想定される処理件数や処理に要する時間といったシステムに求められる要件を把握する。
ア③,②,④,①
イ③,④,②,①
ウ④,②,①,③
エ④,③,①,②
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標
同一問題 : 〔令3修1問16〕〔平30秋問14〕
解説 :
「キャパシティプランニング」とは,システムの性能や容量が将来の利用状況に見合うように,必要な設備や構成をあらかじめ計画することです。この問題では,稼働中のシステムに新規業務を追加する際の作業手順を,正しい順序に並べる必要があります。

まず最初に行うべきは,新規業務について利用者にヒアリングし,想定される処理件数や処理時間などの要件を把握すること(④)です。次に,現在のシステムの稼働状況からハードウェアの性能情報や環境を把握します(③)。

その後,把握した要件と現状の情報をもとに,サーバの台数や並列分散処理の要否など,必要なシステム構成の案を検討します(②)。最後に,検討した構成案が適正かどうかを評価し,必要があれば見直しを行います(①)。この順序は「④→③→②→①」となり,これに一致するのは「イ」です。

他の選択肢は,要件把握や現状把握,構成の検討,評価の順序が入れ替わっており,計画の進め方として不自然な流れになっています。
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