基本情報技術者試験 - 令和6年1月修了 - 問1
数多くの数値の加算を行う場合,絶対値の小さなものから順番に計算するとよい。これは,どの誤差を抑制する方法を述べたものか。
| ア | アンダフロー |
|---|---|
| イ | 打切り誤差 |
| ウ | けた落ち |
| エ | 情報落ち |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 離散数学
解説 :
数値計算では,絶対値が小さい数から順に足していくと誤差を抑えられます。これは「情報落ち」という誤差を防ぐための工夫です。
情報落ちとは,絶対値の差が非常に大きい数同士を足し算するとき,小さいほうの数の下位のけたが,コンピュータが扱えるけた数に収まりきらず,計算結果に反映されないまま消えてしまう現象です。先に小さい数同士を足しておけば,ある程度の大きさになってから大きな数と足すことになるので,情報が消えにくくなります。正解は「エ」です。
「ア」のアンダフローは,計算結果が小さすぎてコンピュータが表現できる最小の値より小さくなってしまう誤差です。
「イ」の打切り誤差は,無限に続く計算を途中で打ち切ることで生じる誤差です。
「ウ」のけた落ちは,絶対値がほぼ等しい数どうしを引き算したときに,有効なけた数が大きく減ってしまう誤差のことで,情報落ちとは原因も対策も異なります。
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 離散数学
解説 :
数値計算では,絶対値が小さい数から順に足していくと誤差を抑えられます。これは「情報落ち」という誤差を防ぐための工夫です。
情報落ちとは,絶対値の差が非常に大きい数同士を足し算するとき,小さいほうの数の下位のけたが,コンピュータが扱えるけた数に収まりきらず,計算結果に反映されないまま消えてしまう現象です。先に小さい数同士を足しておけば,ある程度の大きさになってから大きな数と足すことになるので,情報が消えにくくなります。正解は「エ」です。
「ア」のアンダフローは,計算結果が小さすぎてコンピュータが表現できる最小の値より小さくなってしまう誤差です。
「イ」の打切り誤差は,無限に続く計算を途中で打ち切ることで生じる誤差です。
「ウ」のけた落ちは,絶対値がほぼ等しい数どうしを引き算したときに,有効なけた数が大きく減ってしまう誤差のことで,情報落ちとは原因も対策も異なります。