基本情報技術者試験 - 令和5年公開問題 - 問3

コンピュータの高速化技術の一つであるメモリインタリーブに関する記述として,適切なものはどれか。
ア主記憶と入出力装置,又は主記憶同士のデータの受渡しをCPU経由でなく直接やり取りする方式
イ主記憶にデータを送り出す際に,データをキャッシュに書き込み,キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
ウ主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって,レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
エ主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて,各グループに並列にアクセスする方式
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › メモリ
同一問題 : 〔平27修6問10〕〔平24修1問11〕
解説 :
「メモリインタリーブ」とは,主記憶を複数の独立したグループ(メモリバンク)に分割し,それぞれのグループに並列にアクセスすることで,メモリアクセスの実効速度を高める高速化技術のことです。正解は選択肢「エ」です。

「ア」は主記憶と入出力装置の間でCPUを介さずにデータをやり取りする方式の説明であり,これはDMA(ダイレクトメモリアクセス)に関する内容です。

「イ」は主記憶へのデータ送出の際にキャッシュを経由し,あふれた際に主記憶へ書き込む方式の説明ですが,これはキャッシュメモリの書き込み方式であるライトバック方式に近い内容であり,メモリインタリーブとは異なります。

「ウ」は主記憶の一部をキャッシュにコピーすることでアクセス速度差を縮める方式の説明であり,これはキャッシュメモリそのものの働きを表す内容であって,メモリインタリーブの説明ではありません。
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