基本情報技術者試験 - 令和5年12月修了 - 問47

ビッグデータの活用事例を,ビッグデータの分析結果のフィードバック先と反映タイミングで分類した場合,表中のdに該当する活用事例はどれか。

分析結果の反映タイミング
一定期間ごと即時
分析結果の
フィードバック先
顧客全体ab
顧客個々cd
ア会員カードを用いて収集蓄積した大量の購買データから,一人一人の嗜好を分析し,その顧客の前月の購買額に応じて,翌月のクーポン券を発行する。
イ会員登録をした来店客のスマートフォンから得られる位置データと,来店客の購買履歴データを基に,近くの売場にある推奨商品をスマートフォンに表示する。
ウ系列店の過去数年分のPOSデータから月ごとに最も売れた商品のランキングを抽出し,現在の月に該当する商品の映像を店内のディスプレイに表示する。
エ走行中の自動車から,車両の位置,速度などを表すデータをクラウド上に収集し分析することによって,各道路の現在の混雑状況をWebサイトに公開する。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
同一問題 : 〔令2修12問63〕〔平31春問64〕
解説 :
ビッグデータの分析結果を,フィードバック先(顧客全体か,顧客個々か)と反映タイミング(一定期間ごとか,即時か)という2つの軸で分類したときに,「顧客個々」に対して「即時」に反映される事例(表中のd)を選ぶ問題です。

選択肢の中で,来店客のスマートフォンから得られる位置データと購買履歴データをもとに,近くの売場にある推奨商品をその場でスマートフォンに表示するという事例は,分析結果が「その顧客個人」に対して,その場で「即時」に反映される,まさにdに該当する典型的な事例です。正解は「イ」です。

「ア」は,前月の購買額に応じて翌月のクーポン券を発行するという事例で,顧客個々への反映ではありますが,一定期間(翌月)ごとに反映されるものであり,cに該当する事例です。

「ウ」は,過去数年分のデータから売れ筋商品ランキングを抽出し,その月に該当する商品を店内ディスプレイに表示するという事例で,これは顧客全体に向けた表示であり,月ごとという一定期間での反映なので,aに該当する事例です。

「エ」は,走行中の自動車から集めたデータをもとに,道路の混雑状況をWebサイトで公開するという事例で,これは不特定多数の利用者全体に向けた,即時の情報提供であり,bに該当する事例にあたります。
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