基本情報技術者試験 - 令和5年12月修了 - 問39
| ア | スプリントの期間を決定したら,スプリントの1回目には要件定義工程を,2回目には設計工程を,3回目にはコード作成工程を,4回目にはテスト工程をそれぞれ割り当てる。 |
|---|---|
| イ | 成果物の内容を確認するスプリントレビューを,スプリントの期間の中間時点で実施する。 |
| ウ | プロジェクトで設定したスプリントの期間でリリース判断が可能なプロダクトインクリメントができるように,スプリントゴールを設定する。 |
| エ | 毎回のスプリントプランニングにおいて,スプリントの期間をゴールの難易度に応じて,1週間から1か月までの範囲に設定する。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › ソフトウェア開発管理技術 › 開発プロセス・手法
スクラムにおける「スプリント」とは,一定の短い期間を区切って,計画から開発,レビューまでを一通り行う,開発の反復単位のことです。
スプリントの重要なルールの一つに,そのスプリントの期間内で,いつでもリリース(実際に利用者へ提供)できる状態のプロダクトインクリメント(成果物の増分)を完成させることを目指して「スプリントゴール」を設定するという考え方があります。正解は「ウ」です。
「ア」は,スプリントの回数ごとに要件定義,設計,コード作成,テストといった工程を順番に割り当てるとしていますが,これは従来のウォーターフォール型開発の考え方に近く,スプリントごとに小さな単位で機能を完成させていくアジャイル開発の考え方とは異なります。
「イ」は,スプリントレビューをスプリントの期間の中間時点で実施するとしていますが,実際にはスプリントレビューは,そのスプリントの成果物が完成した後,スプリントの終わりのタイミングで実施されるのが一般的です。
「エ」は,スプリントの期間をゴールの難易度に応じて毎回変更するとしていますが,実際にはスプリントの期間は,プロジェクトを通じて一定の長さに固定しておくことが推奨されており,毎回期間を変えることは望ましくないとされています。
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › ソフトウェア開発管理技術 › 開発プロセス・手法
同一問題 : 〔令7修1問39〕
解説 : スクラムにおける「スプリント」とは,一定の短い期間を区切って,計画から開発,レビューまでを一通り行う,開発の反復単位のことです。
スプリントの重要なルールの一つに,そのスプリントの期間内で,いつでもリリース(実際に利用者へ提供)できる状態のプロダクトインクリメント(成果物の増分)を完成させることを目指して「スプリントゴール」を設定するという考え方があります。正解は「ウ」です。
「ア」は,スプリントの回数ごとに要件定義,設計,コード作成,テストといった工程を順番に割り当てるとしていますが,これは従来のウォーターフォール型開発の考え方に近く,スプリントごとに小さな単位で機能を完成させていくアジャイル開発の考え方とは異なります。
「イ」は,スプリントレビューをスプリントの期間の中間時点で実施するとしていますが,実際にはスプリントレビューは,そのスプリントの成果物が完成した後,スプリントの終わりのタイミングで実施されるのが一般的です。
「エ」は,スプリントの期間をゴールの難易度に応じて毎回変更するとしていますが,実際にはスプリントの期間は,プロジェクトを通じて一定の長さに固定しておくことが推奨されており,毎回期間を変えることは望ましくないとされています。