基本情報技術者試験 - 令和5年12月修了 - 問37

ブラックボックステストにおけるテストケースの設計方法として,適切なものはどれか。
アプログラム仕様書の作成又はコーディングが終了した段階で,仕様書やソースリストを参照して,テストケースを設計する。
イプログラムの機能仕様やインタフェースの仕様に基づいて,テストケースを設計する。
ウプログラムの処理手順や内部構造に基づいて,テストケースを設計する。
エプログラムの全ての条件判定で,真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準に,テストケースを設計する。
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
解説 :
「ブラックボックステスト」とは,プログラムの内部構造を意識せず,入力に対してどのような出力が得られるかという観点からテストを行う方法です。テストケースを設計する際には,プログラムの機能仕様やインタフェースの仕様,つまり「何を入力すると何が出力されるべきか」という外部から見た振る舞いに基づいて,テストケースを考えます。正解は「イ」です。

「ア」は,仕様書の作成やコーディングが終了した段階で,仕様書やソースリストを参照してテストケースを設計するとしていますが,この記述はテストの実施時期を述べているだけで,ブラックボックステスト特有の設計方法を説明したものではありません。

「ウ」は,プログラムの処理手順や内部構造に基づいてテストケースを設計するとしていますが,これはプログラムの内部を見て設計を行うホワイトボックステストの考え方です。

「エ」は,全ての条件判定で真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準にテストケースを設計するとしていますが,これも条件分岐という内部構造に着目した設計方法であり,ホワイトボックステストにおけるカバレージ基準(分岐網羅など)の考え方に近い内容です。
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