基本情報技術者試験 - 令和5年12月修了 - 問36
設計するときに,状態遷移図を用いることが最も適切なシステムはどれか。
| ア | 月末及び決算時の棚卸資産を集計処理する在庫棚卸システム |
|---|---|
| イ | システム資源の日次の稼働状況を,レポートとして出力するシステム資源稼働状況報告システム |
| ウ | 水道の検針データを入力として,料金を計算する水道料金計算システム |
| エ | 設置したセンサの情報から,温室内の環境を最適に保つ温室制御システム |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
解説 :
「状態遷移図」とは,あるシステムやオブジェクトが持つ複数の「状態」と,ある状態から別の状態へと移り変わる「遷移」の様子を,図として表現したものです。特に,外部からのイベント(信号や条件の変化など)に応じて,システムの振る舞いが段階的に変化するようなシステムを設計する際に,状態遷移図が有効に活用されます。
この問題の選択肢の中では,設置したセンサの情報をもとに,温度や湿度などの状態に応じて動作を切り替える必要がある温室制御システムが,状態遷移図を使うのに最も適したシステムといえます。正解は「エ」です。
「ア」の在庫棚卸システムは,月末や決算時にデータを集計する処理が中心であり,状態の遷移というよりは,データの集計・計算処理として捉えるほうが自然です。
「イ」のシステム資源稼働状況報告システムは,日々の稼働状況をレポートとして出力するものであり,これも状態遷移というよりはデータの集計・出力処理に近い内容です。
「ウ」の水道料金計算システムも,検針データを入力として料金を計算するという,比較的単純な計算処理が中心であり,状態遷移図を用いるよりも,通常の処理手順を表す図の方が適しています。
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
解説 :
「状態遷移図」とは,あるシステムやオブジェクトが持つ複数の「状態」と,ある状態から別の状態へと移り変わる「遷移」の様子を,図として表現したものです。特に,外部からのイベント(信号や条件の変化など)に応じて,システムの振る舞いが段階的に変化するようなシステムを設計する際に,状態遷移図が有効に活用されます。
この問題の選択肢の中では,設置したセンサの情報をもとに,温度や湿度などの状態に応じて動作を切り替える必要がある温室制御システムが,状態遷移図を使うのに最も適したシステムといえます。正解は「エ」です。
「ア」の在庫棚卸システムは,月末や決算時にデータを集計する処理が中心であり,状態の遷移というよりは,データの集計・計算処理として捉えるほうが自然です。
「イ」のシステム資源稼働状況報告システムは,日々の稼働状況をレポートとして出力するものであり,これも状態遷移というよりはデータの集計・出力処理に近い内容です。
「ウ」の水道料金計算システムも,検針データを入力として料金を計算するという,比較的単純な計算処理が中心であり,状態遷移図を用いるよりも,通常の処理手順を表す図の方が適しています。