基本情報技術者試験 - 令和5年12月修了 - 問29
| ア | FRRとFARは独立している。 |
|---|---|
| イ | FRRを減少させると,FARは減少する。 |
| ウ | FRRを減少させると,FARは増大する。 |
| エ | FRRを増大させると,FARは増大する。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
解説 :
バイオメトリクス認証(生体認証)における判定しきい値とは,本人であるかどうかを判定する際の基準となる,一致度の厳しさを表す値です。この判定しきい値を変化させると,「FRR」(本人拒否率:本人であるにもかかわらず拒否してしまう割合)と「FAR」(他人受入率:他人であるにもかかわらず本人として受け入れてしまう割合)が,互いにトレードオフの関係になります。
しきい値を厳しくする(FRRを減少させようとする)と,本人をより確実に受け入れられるようになる一方で,他人を誤って受け入れてしまう可能性も高まるため,FARは増大します。従って,FRRを減少させるとFARは増大するという「ウ」が正解です。
「ア」は,FRRとFARが独立しているとしていますが,実際にはこの2つはしきい値を通じて密接に関係しており,独立しているとはいえません。
「イ」は,FRRを減少させるとFARも減少するとしていますが,実際にはFRRとFARはトレードオフの関係にあるため,一方を減らそうとすると他方が増えてしまいます。
「エ」は,FRRを増大させるとFARも増大するとしていますが,実際にはFRRを増大させる(判定を厳しくする)と,他人を誤って受け入れる可能性は下がるため,FARは減少するのが正しい関係です。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
解説 :
バイオメトリクス認証(生体認証)における判定しきい値とは,本人であるかどうかを判定する際の基準となる,一致度の厳しさを表す値です。この判定しきい値を変化させると,「FRR」(本人拒否率:本人であるにもかかわらず拒否してしまう割合)と「FAR」(他人受入率:他人であるにもかかわらず本人として受け入れてしまう割合)が,互いにトレードオフの関係になります。
しきい値を厳しくする(FRRを減少させようとする)と,本人をより確実に受け入れられるようになる一方で,他人を誤って受け入れてしまう可能性も高まるため,FARは増大します。従って,FRRを減少させるとFARは増大するという「ウ」が正解です。
「ア」は,FRRとFARが独立しているとしていますが,実際にはこの2つはしきい値を通じて密接に関係しており,独立しているとはいえません。
「イ」は,FRRを減少させるとFARも減少するとしていますが,実際にはFRRとFARはトレードオフの関係にあるため,一方を減らそうとすると他方が増えてしまいます。
「エ」は,FRRを増大させるとFARも増大するとしていますが,実際にはFRRを増大させる(判定を厳しくする)と,他人を誤って受け入れる可能性は下がるため,FARは減少するのが正しい関係です。