基本情報技術者試験 - 令和5年7月修了 - 問50

現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い,その結果を互いに参照した上で調査を繰り返して,集団としての意見を収束させる手法はどれか。
ア因果関係分析法
イクロスセクション法
ウ時系列回帰分析法
エデルファイ法
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
同一問題 : 〔令7修6問50〕〔令6修6問50〕〔令4修1問67〕〔平21修12問67〕
解説 :
「デルファイ法」とは,未来を予測したり,システムの分析を行ったりする際に用いられる手法の一つで,専門的な知識や経験を持つ複数の人にアンケート調査を行い,その結果を参加者同士で互いに参照した上で,再度アンケートを実施するというプロセスを何度か繰り返すことによって,集団としての意見を徐々に収束させていく手法です。

専門家同士が直接顔を合わせて議論するのではなく,匿名性を保ちながら意見のやり取りを繰り返すことで,特定の意見の強い人に他の参加者が過度に引きずられることを防ぎながら,集団としての知見を集約できるという特徴があります。従って,正解は「エ」です。

「ア」の因果関係分析法は,ある現象が起こる原因と結果の関係を分析する手法についての一般的な呼び方で,デルファイ法のようなアンケートの反復による意見収束の手法とは異なります。

「イ」のクロスセクション法は,ある一時点における複数の対象(企業や個人など)のデータを横断的に比較・分析する手法です。

「ウ」の時系列回帰分析法は,時間の経過に伴うデータの変化を分析し,将来の値を予測するための統計的な手法です。
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