基本情報技術者試験 - 令和5年7月修了 - 問35

オブジェクト指向における基底クラスと派生クラスの関係にあるものはどれか。
ア“会社” と “社員”
イ“自動車” と “エンジン”
ウ“図形” と “三角形”
エ“人間” と “頭”
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
同一問題 : 〔令4修7問47〕〔平28修12問47〕〔平27修7問48〕〔平24修6問49〕
解説 :
オブジェクト指向における「基底クラス」(スーパークラス)と「派生クラス」(サブクラス)の関係とは,派生クラスが基底クラスの性質を受け継ぐ「継承」の関係,つまり「派生クラスは基底クラスの一種である」という関係(is-a関係)を指します。

選択肢の中で,「図形」と「三角形」の関係を考えると,三角形は図形の一種であるといえるため,これはまさに基底クラス(図形)と派生クラス(三角形)の関係にあたります。従って,正解は「ウ」です。

「ア」の「会社」と「社員」の関係は,会社が社員を構成要素として持つという関係(has-a関係,あるいは集約の関係)であり,社員が会社の一種であるという継承の関係にはあたりません。

「イ」の「自動車」と「エンジン」の関係も同様に,自動車がエンジンという部品を持っているという関係(has-a関係,あるいは構成の関係)であり,エンジンが自動車の一種であるというわけではないため,継承の関係にはあたりません。

「エ」の「人間」と「頭」の関係も,人間が頭という部分を持っているという関係(part-of,部分と全体の関係)であり,頭が人間の一種であるということではないため,これも継承の関係にはあたりません。
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