基本情報技術者試験 - 令和5年7月修了 - 問11
システムのスケールアウトに関する記述として,適切なものはどれか。
| ア | 既存のシステムにサーバを追加導入することによって,システム全体の処理能力を向上させる。 |
|---|---|
| イ | 既存のシステムのサーバの一部又は全部を,クラウドサービスなどに再配置することによって,システム運用コストを下げる。 |
| ウ | 既存のシステムのサーバを,より高性能なものと入れ替えることによって,個々のサーバの処理能力を向上させる。 |
| エ | 一つのサーバをあたかも複数のサーバであるかのように見せることによって,システム運用コストを下げる。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの構成
システムの「スケールアウト」とは,既存のシステムに新たなサーバを追加で導入することによって,複数のサーバで処理を分担できるようにし,システム全体としての処理能力を向上させる方法です。サーバの台数を横方向に増やしていくイメージから,「スケールアウト」と呼ばれています。従って,正解は「ア」です。
「イ」は,既存システムのサーバの一部または全部をクラウドサービスなどに再配置することによって,システム運用コストを下げるとしていますが,これはクラウドへの移行についての説明であり,スケールアウトの本来の目的である処理能力の向上とは異なる観点の内容です。
「ウ」は,既存システムのサーバを,より高性能なものと入れ替えることによって,個々のサーバの処理能力を向上させるとしていますが,これは「スケールアップ」と呼ばれる,サーバ台数を増やすのではなく1台1台の性能を高める方法についての説明であり,スケールアウトとは対照的な考え方です。
「エ」は,一つのサーバをあたかも複数のサーバであるかのように見せることによって,システム運用コストを下げるとしていますが,これは仮想化技術についての説明に近く,物理的にサーバの台数を増やすスケールアウトとは異なる仕組みです。
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの構成
同一問題 : 〔平30春問15〕
解説 : システムの「スケールアウト」とは,既存のシステムに新たなサーバを追加で導入することによって,複数のサーバで処理を分担できるようにし,システム全体としての処理能力を向上させる方法です。サーバの台数を横方向に増やしていくイメージから,「スケールアウト」と呼ばれています。従って,正解は「ア」です。
「イ」は,既存システムのサーバの一部または全部をクラウドサービスなどに再配置することによって,システム運用コストを下げるとしていますが,これはクラウドへの移行についての説明であり,スケールアウトの本来の目的である処理能力の向上とは異なる観点の内容です。
「ウ」は,既存システムのサーバを,より高性能なものと入れ替えることによって,個々のサーバの処理能力を向上させるとしていますが,これは「スケールアップ」と呼ばれる,サーバ台数を増やすのではなく1台1台の性能を高める方法についての説明であり,スケールアウトとは対照的な考え方です。
「エ」は,一つのサーバをあたかも複数のサーバであるかのように見せることによって,システム運用コストを下げるとしていますが,これは仮想化技術についての説明に近く,物理的にサーバの台数を増やすスケールアウトとは異なる仕組みです。