基本情報技術者試験 - 令和5年7月修了 - 問10
磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
| ア | アクセス時間は,回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。 |
|---|---|
| イ | アクセス時間は,処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間も含む。 |
| ウ | 記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。 |
| エ | データ転送速度は,回転速度と回転待ち時間で決まる。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › 入出力装置
解説 :
磁気ディスク装置のアクセス時間とは,目的のデータにアクセスするまでにかかる時間のことで,主に,目的のトラックまで磁気ヘッドを移動させる「位置決め時間」(シークタイム)と,目的のデータがヘッドの位置まで回転してくるのを待つ「回転待ち時間」(サーチタイム)の合計として表されます。ディスクの回転速度を上げれば回転待ち時間が短くなり,位置決め時間を短縮できれば,その分だけアクセス時間全体も短くなります。従って,正解は「ア」です。
「イ」は,アクセス時間に処理装置(CPU)の前処理時間やデータ転送後の後処理時間まで含むとしていますが,一般的にアクセス時間とは,位置決め時間と回転待ち時間の合計を指し,CPU側の処理時間は含まれません。
「ウ」は,記憶容量がトラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まるとしていますが,実際には記憶容量は,これらに加えて,ディスク全体のシリンダ数(ヘッドがアクセスできる同心円状のトラックの集まりの数)も掛け合わせて計算されるため,この2つの要素だけでは記憶容量全体を決定できません。
「エ」は,データ転送速度が回転速度と回転待ち時間で決まるとしていますが,データ転送速度は主に,1トラックあたりの記録密度と回転速度によって決まるものであり,回転待ち時間(データにアクセスするまでの待ち時間)とは直接関係のない指標です。
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › 入出力装置
解説 :
磁気ディスク装置のアクセス時間とは,目的のデータにアクセスするまでにかかる時間のことで,主に,目的のトラックまで磁気ヘッドを移動させる「位置決め時間」(シークタイム)と,目的のデータがヘッドの位置まで回転してくるのを待つ「回転待ち時間」(サーチタイム)の合計として表されます。ディスクの回転速度を上げれば回転待ち時間が短くなり,位置決め時間を短縮できれば,その分だけアクセス時間全体も短くなります。従って,正解は「ア」です。
「イ」は,アクセス時間に処理装置(CPU)の前処理時間やデータ転送後の後処理時間まで含むとしていますが,一般的にアクセス時間とは,位置決め時間と回転待ち時間の合計を指し,CPU側の処理時間は含まれません。
「ウ」は,記憶容量がトラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まるとしていますが,実際には記憶容量は,これらに加えて,ディスク全体のシリンダ数(ヘッドがアクセスできる同心円状のトラックの集まりの数)も掛け合わせて計算されるため,この2つの要素だけでは記憶容量全体を決定できません。
「エ」は,データ転送速度が回転速度と回転待ち時間で決まるとしていますが,データ転送速度は主に,1トラックあたりの記録密度と回転速度によって決まるものであり,回転待ち時間(データにアクセスするまでの待ち時間)とは直接関係のない指標です。