基本情報技術者試験 - 令和5年6月修了 - 問49

多角化戦略のうち,M&Aによる垂直統合に該当するものはどれか。
ア銀行による保険会社の買収・合併
イ自動車メーカによる軽自動車メーカの買収・合併
ウ製鉄メーカによる鉄鋼石採掘会社の買収・合併
エ電機メーカによる不動産会社の買収・合併
答え : ウ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › 経営戦略手法
同一問題 : 〔令6修6問49〕〔令3修12問66〕〔令1修12問66〕
解説 :
「垂直統合」とは,原材料の調達から製造,販売に至るまでの一連のサプライチェーンにおいて,自社の川上や川下にあたる工程を担う企業をM&Aによって統合することを指します。製鉄メーカが原材料である鉄鋼石を採掘する会社を買収することは,川上に位置する工程を自社に取り込む動きであり,典型的な垂直統合の例といえます。

「ア」の銀行による保険会社の買収は,異なる金融関連業種同士の統合であり,コングロマリット型多角化に近い動きです。

「イ」の自動車メーカによる軽自動車メーカの買収は,同業種内での統合であり,水平統合に該当します。

「エ」の電機メーカによる不動産会社の買収は,事業内容が大きく異なる分野への進出であり,これも多角化の一種ですが垂直統合とは性質が異なります。
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