基本情報技術者試験 - 令和5年1月修了 - 問56

容量・能力管理における,サービスの容量・能力及びパフォーマンスを予想する活動のうち,傾向分析はどれか。
ア特定の資源の利用状況を時系列に把握して,将来における利用の変化を予測する。
イ待ち行列理論などの数学的技法を利用して,サービスの応答時間及びスループットを予測する。
ウ模擬的にトランザクションを発生させて,サービスの応答時間及びスループットを予測する。
エモデル化の第一段階として,現在達成されているパフォーマンスを正確に反映したモデルを作成する。
答え : ア
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › サービスマネジメント › サービスマネジメントシステムの計画及び運用
同一問題 : 〔令6修12問43〕〔令3修6問56〕〔令2修1問57〕〔平30秋問55〕
解説 :
容量・能力管理におけるパフォーマンスの予測活動のうち,「傾向分析」とは,特定の資源(CPUの使用率やディスクの空き容量など)の利用状況を時系列に沿って記録し,そのデータの推移から将来における利用状況の変化を予測する手法です。

過去から現在までのデータの傾向をもとに,今後どのように資源の利用が変化していくかを見積もるという,比較的シンプルで実際のデータに基づいたアプローチが特徴です。正解は「ア」です。

「イ」は,待ち行列理論などの数学的技法を用いてサービスの応答時間やスループットを予測する手法についての説明であり,これは「分析的モデリング」と呼ばれる別の予測手法です。

「ウ」は,模擬的にトランザクションを発生させてサービスの応答時間やスループットを予測する手法についての説明であり,これは「シミュレーションモデリング」と呼ばれる手法です。

「エ」は,モデル化の第一段階として現在のパフォーマンスを正確に反映したモデルを作成するという説明であり,これは「ベースラインモデリング」に関する内容です。
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