基本情報技術者試験 - 令和5年1月修了 - 問48
図に示すテスト工程品質管理図の解釈と今後の対応のうち,適切なものはどれか。

| ア | 作り込み品質が悪いと判断できるので,誤り多発箇所の重点対策が必要である。前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程をやり直す。 |
|---|---|
| イ | テスト項目の消化が遅く,今のうちにテスト環境の不備や開発要員の不足について,対策を検討しておくべきである。品質については,予測した以上に誤りを検出しており,問題はない。 |
| ウ | テスト項目の消化が速く,予測した以上に誤りの検出が進んでいる。テストの前半でもあるので,このままテストを継続して様子を見るのがよい。 |
| エ | テスト項目の消化度合いに比べて誤りの検出が進んでおり,テストが効率的に進行中である。現時点で注意することはないが,未解決な誤りを長期間抱え込まないように,誤りへの対処の進捗管理が必要である。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
解説 :
この問題で示されているテスト工程品質管理図は,横軸に日数,縦軸に未消化のテスト項目数と累積の誤り検出数をとったグラフです。
グラフを見ると,テストの初期段階からすでに誤りの検出数が急激に増加しており,累積誤り検出数の実際の推移が予測を上回るペースで進んでいることが読み取れます。これは,テストで多くの誤りが次々と見つかっているということを意味し,開発の前工程,つまり設計や実装の段階での品質,いわゆる作り込み品質に問題があった可能性が高いと考えられます。
選択肢「ア」にある通り,このような状況では,誤りが多発している箇所を重点的に対策するとともに,前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程の作業をやり直すことが適切な対応です。
「イ」は,テスト項目の消化が遅いことを問題視していますが,グラフからはテスト項目の消化が特に遅れているとは読み取れず,また誤り検出数が多いこと自体を問題視していない点も不適切です。
「ウ」は,このままテストを継続して様子を見るのがよいとしていますが,誤りが多発している状況を放置することは望ましくありません。
「エ」は,現時点で注意することはないとしていますが,誤りの検出数が予測を大きく上回っている状況を軽視しており不適切です。
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 実装・構築
解説 :
この問題で示されているテスト工程品質管理図は,横軸に日数,縦軸に未消化のテスト項目数と累積の誤り検出数をとったグラフです。
グラフを見ると,テストの初期段階からすでに誤りの検出数が急激に増加しており,累積誤り検出数の実際の推移が予測を上回るペースで進んでいることが読み取れます。これは,テストで多くの誤りが次々と見つかっているということを意味し,開発の前工程,つまり設計や実装の段階での品質,いわゆる作り込み品質に問題があった可能性が高いと考えられます。
選択肢「ア」にある通り,このような状況では,誤りが多発している箇所を重点的に対策するとともに,前工程の品質状況を見直し,必要であれば前工程の作業をやり直すことが適切な対応です。
「イ」は,テスト項目の消化が遅いことを問題視していますが,グラフからはテスト項目の消化が特に遅れているとは読み取れず,また誤り検出数が多いこと自体を問題視していない点も不適切です。
「ウ」は,このままテストを継続して様子を見るのがよいとしていますが,誤りが多発している状況を放置することは望ましくありません。
「エ」は,現時点で注意することはないとしていますが,誤りの検出数が予測を大きく上回っている状況を軽視しており不適切です。