基本情報技術者試験 - 令和5年1月修了 - 問28

トランザクションTはチェックポイント取得後に完了したが,その後にシステム障害が発生した。トランザクションTの更新内容をその終了直後の状態にするために用いられる復旧技法はどれか。ここで,チェックポイントの他に,トランザクションログを利用する。
ア2相ロック
イシャドウページ
ウロールバック
エロールフォワード
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › データベース › トランザクション処理
同一問題 : 〔令3修6問27〕〔平31修1問29〕〔平28秋問30〕〔平27修7問30〕〔平21春問35〕
解説 :
「ロールフォワード」とは,システム障害が発生した際に,チェックポイント取得時点のデータベースの状態を基準として,その後のトランザクションログに記録された更新内容を再度適用し,障害発生直前の状態まで復旧させる技法です。

トランザクションTはチェックポイント取得後に正常に完了しているため,そのログを使って更新内容を再適用することで,Tの更新結果を反映した状態に戻すことができます。「エ」が正解です。

「ウ」のロールバックは,逆にトランザクションの更新内容を取り消して,実行前の状態に戻す処理であり,正常に完了したトランザクションの結果を残したい今回の状況には適していません。

「ア」の2相ロックは,トランザクションの同時実行制御に用いられる技法であり,障害からの復旧技法ではありません。

「イ」のシャドウページは,更新前のページを別の場所に保持しておくことで障害時に元に戻せるようにする技法であり,ロールフォワードとは異なるアプローチです。
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