基本情報技術者試験 - 令和5年1月修了 - 問2

P,Q,Rはいずれも命題である。命題Pの真理値は真であり,命題(not P)or Q 及び命題(not Q)or R のいずれの真理値も真であることが分かっている。Q,Rの真理値はどれか。ここで,X or Y はXとYの論理和,not X はXの否定を表す。

QR
ア偽偽
イ偽真
ウ真偽
エ真真
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 離散数学
同一問題 : 〔令3修7問2〕〔平31春問3〕〔平29修6問3〕〔平23修7問3〕
解説 :
命題Pの真理値は真であることが分かっています。また「(not P)or Q」が真であるという条件がありますが,Pが真であるためnot Pは偽になります。

論理和は片方が真であれば全体が真になるので,not Pが偽である以上,Qが真でなければこの命題全体が真になりません。したがって,Qは真であると確定できます。

次に「(not Q)or R」が真であるという条件を考えます。Qが真であるためnot Qは偽になり,同じ理由でRが真でなければ全体が真になりません。よってRも真であると分かります。以上より,QとRはどちらも真であり,選択肢「エ」が正解です。

他の選択肢のように,QやRのどちらかが偽であるとすると,条件の論理和が偽になってしまい矛盾が生じます。論理演算の基本である論理和と否定の性質を理解していれば,順を追って真理値を確定できる問題です。
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