基本情報技術者試験 - 令和5年1月修了 - 問13
| ア | 依存関係にない複数の命令を,プログラム中での出現順序に関係なく実行する。 |
|---|---|
| イ | パイプラインの空き時間を利用して二つのスレッドを実行し,あたかも二つのプロセッサであるかのように見せる。 |
| ウ | 二つ以上のCPUコアによって複数のスレッドを同時実行する。 |
| エ | 分岐命令の分岐先が決まる前に,予測した分岐先の命令の実行を開始する。 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › プロセッサ
「投機実行」とは,CPUが分岐命令の分岐先がまだ確定していない段階で,あらかじめ予測した分岐先の命令の実行を先取りして開始する技術です。
分岐予測が当たった場合は,実行結果をそのまま確定させることで処理時間を短縮できますが,予測が外れた場合には,先取りして実行した結果を取り消し,正しい分岐先から再度実行し直す必要があります。「エ」が正解です。
「ア」は,依存関係のない命令をプログラム上の順序に関係なく実行するアウトオブオーダー実行についての説明であり,投機実行とは異なる概念です。
「イ」は,パイプラインの空き時間を利用して複数のスレッドを実行するマルチスレッド技術についての説明です。
「ウ」は,複数のCPUコアで複数のスレッドを同時に実行するマルチコア処理についての説明であり,こちらも投機実行とは別の技術です。
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › プロセッサ
同一問題 : 〔平28秋問10〕
解説 : 「投機実行」とは,CPUが分岐命令の分岐先がまだ確定していない段階で,あらかじめ予測した分岐先の命令の実行を先取りして開始する技術です。
分岐予測が当たった場合は,実行結果をそのまま確定させることで処理時間を短縮できますが,予測が外れた場合には,先取りして実行した結果を取り消し,正しい分岐先から再度実行し直す必要があります。「エ」が正解です。
「ア」は,依存関係のない命令をプログラム上の順序に関係なく実行するアウトオブオーダー実行についての説明であり,投機実行とは異なる概念です。
「イ」は,パイプラインの空き時間を利用して複数のスレッドを実行するマルチスレッド技術についての説明です。
「ウ」は,複数のCPUコアで複数のスレッドを同時に実行するマルチコア処理についての説明であり,こちらも投機実行とは別の技術です。