基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問62
事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として,適切なものはどれか。
| ア | 活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え,複数のプロジェクトの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図る。 |
|---|---|
| イ | 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。 |
| ウ | システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し,投資効果の最大化を図る。 |
| エ | リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。 |
答え : ア
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム戦略 › 情報システム戦略
「プログラムマネジメント」とは,複数の関連するプロジェクトをまとめて管理し,それらの連携や統合,相互作用を通じて,個々のプロジェクトを単独で実施するよりも大きな価値を生み出し,組織全体の戦略の実現を目指すという考え方です。
「ア」にある通り,活動全体を複数のプロジェクトの結合体として捉え,それらの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図るという説明が,プログラムマネジメントの考え方を正しく表しています。
「イ」は,個々のプロジェクト管理をさらに細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や経営資源の明確化を図るという内容ですが,これは個別のプロジェクトマネジメントの精緻化に関する内容であり,複数のプロジェクトを束ねて価値を高めるプログラムマネジメントの考え方とは異なります。
「ウ」は,システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し投資効果の最大化を図るという内容ですが,これは個別のプロジェクトにおける技術的な検討事項であり,プログラムマネジメントの本質とは異なります。
「エ」は,リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図るという内容ですが,これは「PMO」(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割に近い内容であり,複数のプロジェクトの連携を通じて価値を高めるプログラムマネジメントとは異なる概念です。
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム戦略 › 情報システム戦略
同一問題 : 〔令2修6問62〕
解説 : 「プログラムマネジメント」とは,複数の関連するプロジェクトをまとめて管理し,それらの連携や統合,相互作用を通じて,個々のプロジェクトを単独で実施するよりも大きな価値を生み出し,組織全体の戦略の実現を目指すという考え方です。
「ア」にある通り,活動全体を複数のプロジェクトの結合体として捉え,それらの連携,統合,相互作用を通じて価値を高め,組織全体の戦略の実現を図るという説明が,プログラムマネジメントの考え方を正しく表しています。
「イ」は,個々のプロジェクト管理をさらに細分化することによって,プロジェクトに必要な技術や経営資源の明確化を図るという内容ですが,これは個別のプロジェクトマネジメントの精緻化に関する内容であり,複数のプロジェクトを束ねて価値を高めるプログラムマネジメントの考え方とは異なります。
「ウ」は,システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって,開発リスクを低減し投資効果の最大化を図るという内容ですが,これは個別のプロジェクトにおける技術的な検討事項であり,プログラムマネジメントの本質とは異なります。
「エ」は,リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって,組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図るという内容ですが,これは「PMO」(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割に近い内容であり,複数のプロジェクトの連携を通じて価値を高めるプログラムマネジメントとは異なる概念です。