基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問47

売上ファイルのレコードの項目の一つに処理区分があり,この処理区分に応じた処理をしたい。全売上データに対する各処理区分の出現比率はあらかじめ分かっている。処理区分を判定するための比較回数に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア出現比率が中間の処理区分のものを先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。
イ出現比率が最も大きい処理区分から先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。
ウ出現比率が最も小さい処理区分から先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。
エどのような順番でも全体の比較回数は同じである。
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
同一問題 : 〔平24修1問50〕
解説 :
売上ファイルのレコードに含まれる処理区分に応じた処理を行う際に,比較回数を少なくするための判定順序についての問題です。処理区分の判定を行う際,複数の条件を順番に確認していく処理では,条件を確認する回数(比較回数)を最小限に抑えることが処理効率の向上につながります。

ここで重要なのは,出現する頻度が高い処理区分ほど,早い段階で該当するかどうかが判定されるようにすれば,多くのデータに対して少ない比較回数で処理区分が確定するという点です。

逆に,出現頻度の低い処理区分を先に判定してしまうと,多くのデータについて何度も条件に該当しないという判定を繰り返した後で,ようやく本来該当する条件にたどり着くことになり,全体としての比較回数が増えてしまいます。

従って,選択肢「イ」にある通り,出現比率が最も大きい処理区分から先に判定することで,全体の比較回数を少なくすることができます。「ア」「ウ」「エ」は,出現比率と判定順序の関係について誤った内容を述べています。
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