基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問39
化学製品を製造する化学プラントに,情報ネットワークと制御ネットワークがある。この二つのネットワークを接続し,その境界に,制御ネットワークのセキュリティを高めるためにDMZを構築し,制御ネットワーク内の機器のうち,情報ネットワークとの通信が必要なものをこのDMZに移した。DMZに移した機器はどれか。
| ア | 溫度,流量,圧力などを計測するセンサ |
|---|---|
| イ | コントローラからの測定値を監視し,設定値(目標値)を入力する操作端末 |
| ウ | センサからの測定値が設定値に一致するように調整するコントローラ |
| エ | 定期的にソフトウェアをアップデートする機器に対して,情報ネットワークから入手したアップデートソフトウェアを提供するパッチ管理サーバ |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策
解説 :
化学プラントにおいて情報ネットワークと制御ネットワークを接続する際に,両者の境界にDMZ(非武装地帯)を構築します。制御ネットワーク内の機器のうちどの機器がDMZに移されるべきかを問う問題です。
選択肢「エ」のパッチ管理サーバは,情報ネットワークから入手したアップデートソフトウェアを,制御ネットワーク内の機器に対して提供する役割を持つ機器です。その性質上,情報ネットワークと制御ネットワークの両方と通信を行う必要があります。
このような,両方のネットワークとやり取りが必要な機器をDMZに配置することで,制御ネットワークの内部に直接情報ネットワークからのアクセスを許してしまうリスクを減らし,セキュリティを高めることができます。
「ア」の温度や流量,圧力などを計測するセンサ,「イ」のコントローラからの測定値を監視する操作端末,「ウ」の測定値を調整するコントローラは,いずれも制御ネットワークの内部でのみ機能が完結する機器であり,情報ネットワークとの直接的な通信を必要としないため,DMZに移す対象とはなりません。
DMZに配置すべき機器は,異なるセキュリティレベルのネットワーク間で通信の橋渡しをする役割を持つ機器であるという点がポイントです。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策
解説 :
化学プラントにおいて情報ネットワークと制御ネットワークを接続する際に,両者の境界にDMZ(非武装地帯)を構築します。制御ネットワーク内の機器のうちどの機器がDMZに移されるべきかを問う問題です。
選択肢「エ」のパッチ管理サーバは,情報ネットワークから入手したアップデートソフトウェアを,制御ネットワーク内の機器に対して提供する役割を持つ機器です。その性質上,情報ネットワークと制御ネットワークの両方と通信を行う必要があります。
このような,両方のネットワークとやり取りが必要な機器をDMZに配置することで,制御ネットワークの内部に直接情報ネットワークからのアクセスを許してしまうリスクを減らし,セキュリティを高めることができます。
「ア」の温度や流量,圧力などを計測するセンサ,「イ」のコントローラからの測定値を監視する操作端末,「ウ」の測定値を調整するコントローラは,いずれも制御ネットワークの内部でのみ機能が完結する機器であり,情報ネットワークとの直接的な通信を必要としないため,DMZに移す対象とはなりません。
DMZに配置すべき機器は,異なるセキュリティレベルのネットワーク間で通信の橋渡しをする役割を持つ機器であるという点がポイントです。