基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問34

2.4GHz帯の無線LANのアクセスポイントを,広いオフィスや店舗などをカバーできるように分散して複数設置したい。2.4GHz帯の無線LANの特性を考慮した運用をするために,各アクセスポイントが使用する周波数チャネル番号の割当て方として適切なものはどれか。
アPCを移動しても,PCの設定を変えずに近くのアクセスポイントに接続できるように,全てのアクセスポイントが使用する周波数チャネル番号は同じ番号に揃えておくのがよい。
イアクセスポイント相互の電波の干渉を避けるために,隣り合うアクセスポイントには,例えば周波数チャネル番号1と6,6と11のように離れた番号を割り当てるのがよい。
ウ異なるSSIDの通信が相互に影響することはないので,アクセスポイントごとにSSIDを変えて,かつ,周波数チャネル番号の割当ては機器の出荷時設定のままがよい。
エ障害時に周波数チャネル番号から対象のアクセスポイントを特定するために,設置エリアの端から1,2,3と順番に使用する周波数チャネル番号を割り当てるのがよい。
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ネットワーク › ネットワーク方式
解説 :
2.4GHz帯の無線LANでは,使用できる周波数チャネルが複数用意されていますが,隣接するチャネル同士は周波数帯域が一部重なり合っているため,近くに設置された複数のアクセスポイントが隣接するチャネル番号を使用していると,電波が互いに干渉し合い,通信品質が低下してしまうことがあります。

選択肢「イ」にある通り,アクセスポイント同士の電波干渉を避けるためには,隣り合うアクセスポイントには,例えば1と6,6と11のように,周波数帯域が重ならない程度に離れたチャネル番号を割り当てることが望ましい運用方法です。これが正解です。

「ア」は,PCの設定を変えずに接続できるように全てのアクセスポイントに同じチャネル番号を割り当てるという内容ですが,同じチャネル番号を近くのアクセスポイントに割り当てると,電波干渉が発生しやすくなるため不適切です。

「ウ」は,異なるSSIDの通信は相互に影響しないとした上で,チャネル番号は出荷時設定のままでよいとしていますが,実際には同じ周波数帯を使う電波は,SSIDが異なっていても物理的に干渉し合うため,この記述は誤りです。

「エ」は,設置エリアの端から順番に1,2,3とチャネル番号を割り当てるとしていますが,隣接する番号のチャネルは電波干渉を起こしやすいため,この割り当て方は適切ではありません。
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