基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問23

列車の予約システムにおいて,人間とコンピュータが音声だけで次のようなやり取りを行う。この場合に用いられるインタフェースの種類はどれか。

〔凡例〕
 P:人間
 C:コンピュータ

P “5月28日の名古屋駅から東京駅までをお願いします。”
C “ご乗車人数をどうぞ。”
P “大人2名でお願いします。”
C “ご希望の発車時刻をどうぞ。”
P “午前9時頃を希望します。”
C “午前9時3分発,午前10時43分着の列車ではいかがでしょうか。”
P “それでお願いします。”
C “確認します。大人2名で,5月28日の名古屋駅午前9時3分発,東京駅午前10時43分着の列車でよろしいでしょうか。”
P “はい。”
ア感性インタフェース
イ自然言語インタフェース
ウノンバーバルインタフェース
エマルチモーダルインタフェース
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › ユーザーインタフェース技術
同一問題 : 〔令2修1問23〕〔平30秋問24〕
解説 :
答えは「イ」です。「自然言語インタフェース」とは,人間が日常的に使用している話し言葉や書き言葉,すなわち自然言語を用いて,人間とコンピュータがやり取りを行うインタフェースのことです。

この問題の会話例では,人間が「5月28日の名古屋駅から東京駅までをお願いします」というように,日常的な言葉でコンピュータに要望を伝え,コンピュータもまた「ご乗車人数をどうぞ」というように自然な言葉で応答しています。このように,特別なコマンドや記号を使わず,人間の話し言葉に近い形でやり取りが行われている点が,自然言語インタフェースの特徴です。

「ア」の感性インタフェースは,人間の感覚や感情に働きかけることを重視したインタフェースについての用語であり,この会話例の特徴とは異なります。

「ウ」のノンバーバルインタフェースは,身振りや表情など,言葉を使わない情報のやり取りを扱うインタフェースについての用語であり,音声によるやり取りが中心のこの会話例とは異なります。

「エ」のマルチモーダルインタフェースは,音声や視線,身振りなど複数の異なる種類の入力手段を組み合わせて利用するインタフェースについての用語であり,この会話例のように音声のみでやり取りしている場合には当てはまりません。
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