基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問2

通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると,平均回線待ち時間,平均伝送時間,回線利用率の関係は,次の式で表すことができる。

平均回線待ち時間=平均伝送時間×回線利用率1-回線利用率

回線利用率が0から徐々に増加していく場合,平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも最初に長くなるのは,回線利用率が幾つを超えたときか。
ア0.4
イ0.5
ウ0.6
エ0.7
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
同一問題 : 〔令7修7問4〕〔令5修7問4〕〔令3修7問3〕
解説 :
M/M/1の待ち行列モデルにおいて,平均回線待ち時間は,平均伝送時間に回線利用率を掛け,それを1から回線利用率を引いた値で割るという式で表されます。

この問題では,回線利用率が0から徐々に増加していくとき,平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも最初に長くなるのは,回線利用率がいくつを超えたときかを求めます。平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも長くなるということは,式の中の回線利用率を1から回線利用率を引いた値で割った部分が1より大きくなるということを意味します。

この部分が1より大きくなる条件を計算すると,回線利用率が0.5より大きい場合に成り立つことが分かります。したがって,回線利用率が0.5を超えたときに,平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも長くなり始めるため,選択肢「イ」が正解となります。他の選択肢は,不等式の計算を誤った場合に出てくる値です。
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