基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問16

仮想化マシン環境を物理マシン20台で運用しているシステムがある。次の運用条件のとき,物理マシンが最低何台停止すると縮退運転になるか。

〔運用条件〕
(1)物理マシンが停止すると,そこで稼働していた仮想マシンは他の全ての物理マシンで均等に稼働させ,使用していた資源も同様に配分する。
(2)物理マシンが20台のときに使用する資源は,全ての物理マシンにおいて70%である。
(3)1台の物理マシンで使用している資源が90%を超えた場合,システム全体が縮退運転となる。
(4)(1)~(3)以外の条件は考慮しなくてよい。
ア2
イ3
ウ4
エ5
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの構成
同一問題 : 〔令3修7問15〕〔令1修7問13〕〔平29修12問14〕〔平27春問13〕
解説 :
まず「今使っている資源の総量」を求めます。20台がそれぞれ70%使っているので,資源の合計は 20×0.7=14台分 です。物理マシンが止まると,そこで動いていた仮想マシンは残りのマシンに均等に振り分けられるため,資源の総量14は変わらず,それを残った台数で割り直すだけです。

n台停止すると残りは(20-n)台になり,1台あたりの使用率は 14÷(20-n) です。これが90%(0.9)を超えると縮退運転になるので,

14÷(20-n) > 0.9

を満たす最小のnを探します。計算するとn=4では約87.5%でセーフ,n=5では約93.3%となり90%を超えます。従って,最低5台停止すると縮退運転になるため,正解は「エ」です。ポイントは「資源の総量は一定」という考え方で,台数が減るほど1台にかかる負担が増えるという仕組みを理解することです。
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