基本情報技術者試験 - 令和4年12月修了 - 問1
桁落ちの説明として,適切なものはどれか。
| ア | 値がほぼ等しい浮動小数点数同士の減算において,有効桁数が大幅に減ってしまうことである。 |
|---|---|
| イ | 演算結果が,扱える数値の最大値を超えることによって生じるエラーのことである。 |
| ウ | 浮動小数点数の演算結果について,最小の桁よりも小さい部分の四捨五入,切上げ又は切捨てを行うことによって生じる誤差のことである。 |
| エ | 浮動小数点数の加算において,一方の数値の下位の桁が結果に反映されないことである。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 離散数学
解説 :
「桁落ち」とは,値がほぼ等しい浮動小数点数同士の減算を行った際に,結果の有効桁数が大幅に減少してしまう現象のことです。例えば,非常に近い値同士を引き算すると,上位の桁が互いに打ち消し合って0になり,残るのは元々誤差を含んでいた下位の桁だけになってしまうため,計算結果の信頼性が大きく損なわれます。答えは「ア」です。
「イ」は,演算結果が扱える数値の最大値を超えることによって生じるエラーについての説明であり,これはオーバーフローと呼ばれる別の現象です。
「ウ」は,浮動小数点数の演算結果のうち,表現できる最小の桁より小さい部分を四捨五入や切り上げ,切り捨てすることで生じる誤差についての説明であり,これは丸め誤差と呼ばれる現象です。
「エ」は,浮動小数点数の加算において,桁の大きさが極端に異なる数値同士を計算する際に,小さい方の数値の下位の桁が計算結果に反映されなくなる現象についての説明であり,これは情報落ちと呼ばれる現象です。
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 離散数学
解説 :
「桁落ち」とは,値がほぼ等しい浮動小数点数同士の減算を行った際に,結果の有効桁数が大幅に減少してしまう現象のことです。例えば,非常に近い値同士を引き算すると,上位の桁が互いに打ち消し合って0になり,残るのは元々誤差を含んでいた下位の桁だけになってしまうため,計算結果の信頼性が大きく損なわれます。答えは「ア」です。
「イ」は,演算結果が扱える数値の最大値を超えることによって生じるエラーについての説明であり,これはオーバーフローと呼ばれる別の現象です。
「ウ」は,浮動小数点数の演算結果のうち,表現できる最小の桁より小さい部分を四捨五入や切り上げ,切り捨てすることで生じる誤差についての説明であり,これは丸め誤差と呼ばれる現象です。
「エ」は,浮動小数点数の加算において,桁の大きさが極端に異なる数値同士を計算する際に,小さい方の数値の下位の桁が計算結果に反映されなくなる現象についての説明であり,これは情報落ちと呼ばれる現象です。