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XML文書の構造を定義するスキーマ言語の一つ。XML関連技術の標準を策定しているW3Cが標準化にあたっている。
XMLは構造化文書を記述するマークアップ言語を作成するための「メタ言語」であり、XML自身は個々のタグの意味や関連性などを定義していない。
実際にXMLを用いて文書を作成するためには、文書中でどのようなタグや属性が使われているかなど、具体的な構造を定義しなければならない。これを行うのが「スキーマ言語」と呼ばれる言語である。
従来、XMLでは、元になったSGML規格で使われていたDTDと呼ばれるスキーマ言語を使っていた。
しかし、データ型が定義できない点や文法がXMLと無関係である点など様々な欠点が指摘され、より強力でXML仕様と整合性のある言語の開発が待望された。
W3Cでは、Microsoft社の「XML Data」やCommerceOne社の「SOX」などの提案を受け、1998年11月に新しいスキーマ言語としてXML Schema仕様の検討を開始した。
しかし、業界の有力企業が仕様の策定に参加していることから、様々な仕様を取り込んで複雑化してしまい、標準化は難航している。
XML Schemaの構文はXMLと同じで、データ型の定義や名前空間が扱えるなど、DTDにはない特徴を持っている。
同様の技術には、XML Schema並みの記述性を兼ね備えていながらシンプルな構造の「RELAX」がある。RELAXは日本発の技術として、国際標準化機構(ISO)の標準となることを目指している。