NAT
【 Network Address Translation 】 ネットワークアドレス変換 / 静的NAT- 別名:
- 動的NAT
- スタティックNAT
- ダイナミックNAT
- static NAT
- dynamic NAT
- スタティックNAT
NATとは、2つのTCP/IPネットワークの境界にあるルータやゲートウェイが、双方のIPアドレスを自動的に変換してデータを転送する技術。
2つネットワーク(例えば組織内LANとインターネット)の特定のアドレス同士を対応付け、パケットに含まれる送信元や宛先のIPアドレスを転送時に自動的に書き換えることで、一方のネットワークにある機器からもう一方のネットワークへ透過的にアクセスできるようにする。
送信元アドレスを書き換える方式を「ソースNAT」(Source NAT、SNAT、送信元NAT)と呼び、LAN内のプライベートアドレス(ローカルアドレス)しか持たないパソコンなどからインターネットにアクセスするためによく用いられる。宛先アドレスを書き換える方式は「デスティネーションNAT」(Destination NAT、DNAT、宛先NAT)と呼ばれ、LAN内にあるサーバなどの機器にインターネット側からアクセスできるようにする手段として用いられることが多い。
また、常に同じアドレス同士を結びつける方式を「静的NAT」(static NAT、スタティックNAT)、対応付けるアドレスを動的に変更する方式を「動的NAT」(dynamic NAT、ダイナミックNAT)という。
NATを拡張し、通信を行うポート番号も同時に変換することで一つのアドレスにもう一方のネットワークの複数のアドレスを対応付けて同時に通信できるようにする技術を「NAPT」(Network Address and Port Translation)あるいは「PAT」(Port Address Translation)、「IPマスカレード」(IP masquerade)などと呼び、一般的にはこちらのほうがよく用いられるが、これをNATの一種としてNAT機能などと呼称する場合もある。
関連用語
- グローバルアドレス (グローバルIPアドレス)
- NAPT (IPマスカレード)
- ローカルアドレス (プライベートアドレス)
- IPアドレス (Internet Protocol Address)
- SNAT (ソースNAT)
- ポート番号 (port number)
- トラバーサル (traversal)
- ポートフォワーディング (port forwarding)
- RFC (Request For Comments)
- ファイアウォール (FW)
- ファイアウォールアプライアンス (firewall appliance)
- プライベートネットワーク (private network)
- ネットワークエンジニア (network engineer)
- ネットワークアドレス (network address)
他の辞典の解説 (外部サイト)
- NATとは 〜 『ウィキペディア』 による解説
- NATとは 〜 『KDDI 用語集』 による解説
- NATとは 〜 『imidas 時事用語事典』 による解説
- NATとは 〜 『大塚商会 IT用語辞典』 による解説
- NATとは 〜 『日経 xTECH Networkキーワード』 による解説
- NATとは 〜 『日経 xTECH Tech-On!用語』 による解説
- NATとは 〜 『JPNIC インターネット用語1分解説』 による解説
- NATとは 〜 『@IT ネットワーク用語辞典』 による解説
- NATとは 〜 『@IT セキュリティ用語事典』 による解説
- NATとは 〜 『IDCフロンティア クラウド・データセンター用語集』 による解説
関連リンク (外部サイト)
- RFC 1631 - The IP Network Address Translator (NAT) - IETFによる規格書