2007.1.29更新

Linux 【リナックス】


読み方 リナックス
分野

OS > UNIX


Linuxとは、1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生(当時)Linus Torvalds氏によって開発された、UNIX互換のOS。その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。Linuxは学術機関を中心に広く普及しており、企業のインターネットサーバとしても多く採用されている。最近では携帯電話デジタル家電など組み込み機器のOSとしても普及し始めている。

 Linuxは既存のOSコードを流用せず、0から書き起こされた。GPLというライセンス体系に基づいて、誰でも自由に改変・再配布することができる(ただし、改変・追加した部分はGPLに基づいて無償で公開しなければならない)。開発当初はIntel社のx86マイクロプロセッサを搭載したコンピュータでしか動かなかったが、多くのプログラマによって、AlphaSPARCPowerPCなどのプラットフォーム移植された。

 Linuxは他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。また、ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、また非常に安定しているという特長を持つ。いらない機能を削ぎ落とし、必要な機能だけを選んでOSを再構築することができるという点も他の多くのOSには見られない特徴である。

 本来、「Linux」とはカーネル(kernel)と呼ばれるOSの核となる部分のみを指す言葉だったが、Linuxカーネル上で動作するシステム全体を指す言葉としても用いられることが多い。Linuxは通常、コマンドインストーラ、ユーティリティなど、システムの構築・運用に必要なソフトウェア群とともに配布される。カーネルとこれらのソフトウェアをまとめた配布パッケージディストリビューション(distribution)という。


印刷用ページこのページを追加 / リストを消去
他の辞書・事典を検索
20100311
IT用語辞典 e-Words

さくいん
分野別
パソコン
イメージング
ストレージ
半導体
プロセッサ
ネットワーク
LAN
通信サービス
インターネット
WWW
ソフトウェア
OS
Windows
プログラミング
マルチメディア
モバイル
携帯電話
eビジネス
企業システム
IT産業
セキュリティ
情報の表現
ITと社会