2001年6月にNTT地域会社(NTT東日本・西日本)が開始した、電話回線やISDN回線を通じた情報提供サービス。2010年3月末に終了した。
NTTドコモが同社の携帯電話向けに提供している「iモード」の固定電話版のようなサービスで、コンピュータを内蔵した専用の電話機を回線に接続することにより利用する。パケット課金制のiモードと違い、Lモードでは回線交換方式によってサービスを提供するため、最寄りの専用アクセスポイントまでの通話料金は音声通話と同様の体系(3分あたり8.5円〜20円程度)で課金される。
Lモードに対応した電話機には液晶ディスプレイと、操作用のいくつかのボタンが付属している。Lモードに対応したWebサイトの構築には、iモード同様、HTMLを簡略化したCompact HTML風のマークアップ言語を利用する。このため、同じくCompact HTML風の言語で記述されるiモード向けに作成されたサイトは、そのまま表示できる。NTT地域会社が公認した「公式サイト」は、同社の提供する公式メニューに掲載されたり、課金代行サービスを受けられるといった点は、iモード公式サイトと同様である。公式サイトは、家庭に設置され幅広い層が利用する固定電話の特性を生かして、iモードと比べて地域密着型の情報に重点がおかれている。
インターネットを通じて電子メールが送受信できるサービスも提供され、最大2,000文字までのメールに対応する。このほか、Lモード独自の機能として、FAXを内蔵した端末で情報を印字する機能や、ISDN回線による32kbpsのデータ通信(アナログ回線からはiモードと同等の9,600bpsとなる)機能が用意された。
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