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分野別辞典

L3スイッチ
【L3 switch】
(レイヤ3スイッチ)

03.3.26更新

分野 :

▼ 文中の用語

ネットワークの中継機器の一つで、OSI参照モデルネットワーク層(第3層)のデータパケットの行き先を判断して転送を行うもの。

ネットワーク層のプロトコルとしては使われるのはIPがほとんどであるため、レイヤ3スイッチの多くもIPの情報や機能を利用して経路制御を行う。

レイヤ3スイッチは、IPアドレスによる経路制御、ルーティング機能(RIPOSPFBGPなど)を使用して、パケットを目的のIPアドレスに対応する出力ポートに転送する。

同じくネットワーク層レベルで処理を行う個人・SOHO向けのルータはIPのみをサポートするが、レイヤ3スイッチでは多数のプロトコルをサポートしているものがある。また、プロトコル別にルーティング制御を行うことができる機器もあり、1つのレイヤ3スイッチで複数のネットワークを形成することができる。

レイヤ3スイッチはハードウェアレベルでルーティング処理を行っているため、ルーティング速度は接続している回線のスピードと同等となり、ルータと比べて桁違いに高いスループットが得られる。

レイヤ3スイッチという名称はOSI参照モデルによる分類を根拠としているが、詳細な機能は製品によって大きく異なる。高機能なレイヤ3スイッチでは、ルータと同等のフィルタリング機能(トランスポート層以上の層に関しても処理する)などを有するものもある。また、カットスルールーティング(ネットワーク層レベルの中継処理をATMEthernetのスイッチング動作に置き換えること)のみを行う機器もある。

レイヤ3スイッチは主に企業の基幹ネットワークなど、複数のサブネットを連結する大規模なシステムのルーティングに使用されている。

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