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ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことで仮想的に高性能コンピュータをつくり、利用者はそこから必要なだけ処理能力や記憶容量を取り出して使うシステム。
分散コンピューティングでは複数のコンピュータに並列処理を行わせることで、一台一台の性能は低くとも高速に大量の処理を実行できるようになる。ビジネス利用や学術研究など、多くの可能性が模索され、実現に向けてさまざまな試みが行われている。
distributed.netやSETI@homeなど、インターネットを通じて家庭のパソコンの空いているCPUパワーを集め、暗号解読や医療研究などの複雑な処理を行わせる分散コンピューティングプロジェクトは既にいくつかあるが、分散コンピューティングはこうした技術を含む、より包括的な概念といえる。
分散コンピューティング関連技術の普及や標準化を進めているThe Global Grid Forumを始め、学術機関を中心に研究が進められていたが、最近ではIBM社が分散コンピューティングの商用化を目指すプロジェクトを立ち上げている。