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外部とデータを入出力するための、ソフトウェアやハードウェアの末端部分(インターフェース)のこと。また、ソフトウェアを元の環境とは異なる環境で動作するよう移植したもの。
ソフトウェアやハードウェアには、外部とデータを入出力するためにデータの受け渡しの方法を標準化したインターフェースを持っており、これをポートという。標準的なパソコンは、キーボードなどの周辺機器を接続するためのインターフェースとしてPS/2ポートやUSBポート、LANポート(Ethernetポート)などを備えている。
ソフトウェアの場合、外部の装置や通信ネットワークとのデータの送受信を標準的な方法で統一的に扱う方法がOSなどによって提供されており、通信相手などを識別するのにポートが使われる。Windowsではモデムやプリンタ、イメージスキャナなどにアプリケーションソフトが統一的な方法でアクセスできるよう、入出力方式を統一した「COMポート」という仕組みが提供されており、アプリケーションソフトは自分の対象とする機器がどのCOMポートに接続されているかを知るだけで、当該機器との入出力が取り扱えるようになる。
TCP/IPを利用したネットワーク通信では、通信機器や個々のコンピュータの持つIPアドレスの下に設けられた補助アドレスとして、0から65535までの「ポート番号」が使われる。これにより、1台のコンピュータで複数のサービスを提供したり、複数のコンピュータと同時に通信できるようになっている。単に「ポート」といった場合には、このTCP/IPのポート番号を指すことも多い。
また、あるプラットフォーム(ハードウェアやOS)で動作するように設計されたソフトウェアを、別のプラットフォームで動作するように改造したものを、そのソフトウェアの対象プラットフォーム向けのポートという。このように別のプラットフォーム向けにソフトウェアを改造する作業のことを「ポーティング」(porting)という。