▼ 文中の用語 |
製品やサービスに関する「口コミ」を意図的に広め、低コストで効率的に商品の告知や顧客の獲得を行なうマーケティング手法。「バイラル」は「感染的な」という意味で、商品の情報が人づてに伝わっていく仕組みをウィルスの感染・増殖に例えている。
バイラルマーケティングでは、既存の顧客や有名人などに自社の商品を周囲の人などに紹介してもらうような仕組みを設け、間接的に宣伝する。ネット上のメッセージサービスなどのように、商品自体に知人を誘いたくなるような仕組みが埋め込まれているものを「1次的バイラルマーケティング」、「ご紹介キャンペーン」のような形で何らかの便宜・報奨(インセンティブ)を用意して商品の紹介を直接依頼する手法を「2次的バイラルマーケティング」という。
バイラルマーケティングはうまく行けば低コストで効率よく見込み顧客に商品を告知することができるが、口コミの広まり具合を企業側が直接制御することは難しいため、想定を越える申し込みが殺到してサービスが中断してしまったり、インセンティブ目当ての利用者が増えて費用対効果が悪化するといった失敗も起きる。また、有名人が宣伝であることを隠して自分のブログで商品を紹介するといった手法が使われることがあり、消費者を欺く行為として批判されている。