▼ 文中の用語 |
コンピュータを扱うことが原因で起きる精神的な失調症状の総称で、コンピュータに適応できないために生じるテクノ不安症と、過剰に適応したために生じるテクノ依存症の2種類がある。
テクノ不安症は、コンピュータを扱うのが苦手な人が無理をして使ううちにストレスを感じ、体調を崩してしまう症状。動悸、息切れ、肩こり、めまいなどの自律神経の失調や、鬱状態を引き起こす。仕事で突然コンピュータを使わなければならなくなくなった中高年ホワイトカラーに多い症状である。
一方、テクノ依存症は、コンピュータに没頭しすぎることで現れる失調症状で、コンピュータがないと不安に感じたり、人付き合いを煩わしいと感じるようになる症状のこと。コンピュータ愛好者の若い男性に多い。
パソコンやゲーム機、インターネットなどのデジタル技術が短期間のうちに急激に普及した先進国の多くでは、主に若者の間で、ゲームやネット(最近ではネットゲーム)にのめりこんでしまい、実社会の生活に支障をきたしたり、正常な対人関係を結べなくなったりする「中毒」症状が目立つようになり、社会問題化している。
「テクノストレス」という名称は、1984年にアメリカの臨床心理学者Craig Brod(クレイグ・ブロード)氏が名づけたもの。