2001.3.6更新

DDoS 【分散DoS】


読み方 ディーディーオーエス
フルスペル Distributed Denial of Service
分野

セキュリティ > ネットワーク


DDoSとは、複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが一斉に特定のサーバパケットを送出し、通信路をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃。

 実際にパケットを送る(攻撃を実行する)コンピュータの管理者や利用者に攻撃の意図はなく、外部の悪意ある第三者(クラッカー)にコンピュータを操られて、気づかないうちに攻撃に参加させられてしまうという特徴がある。

 2000年2月、何者かの手によって、Yahoo!、Amazon.com、Buy.comeBay、CNN、E*TRADE、ZDNetなどアメリカの大手Webサイトが次々とDDoSの被害にあい、注目を集めた攻撃手法である。

 クラッカーは、攻撃対象とは無関係な多数のコンピュータに侵入し、ユーザに気づかれないように攻撃実行用のプログラム(トロイの木馬)をこっそりしかける。攻撃を開始する時には、あらかじめ仕掛けたトロイの木馬に対して、一斉にパケットの送出命令を発行する。

 標的となったサーバには、トロイの木馬が仕掛けられたコンピュータからパケットが送り込まれるため、攻撃されたサーバからは真の攻撃元である「黒幕」のコンピュータを割り出すことは難しい。

 DDoSによる妨害アクセスは通常のアクセスと見分けがつきにくく、選択的に排除するのが難しい。このため、標的のサーバセキュリティ上の弱点を放置するなどの管理のミスがなくても被害が発生してしまう。

 DDoSを阻止するためには、クラッカートロイの木馬を仕掛けられないよう各コンピュータの管理者が注意する必要がある。


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20100319
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