チャンク 【chunk】
概要
チャンク(chunk)とは、大きな塊、ぶつ切り、大量(の)、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、大きなデータを分割して制御情報を付加したひとまとまりの断片などのことをチャンクと呼ぶ。データ通信やファイル形式などで、ひとまとまりのデータの塊のことをチャンク(チャンク形式/チャンク構造)ということがある。特に、長大な、あるいは連続した(終わりの決まっていない)データを先頭から一定の長さや内容上の区切りに従って分割した断片的なデータ集合を指すことが多い。
一つのチャンクは、データ本体の先頭にそのデータについての情報(データ長やデータの種類、識別子など)を付加した形になっており、これをいくつも連ねてデータ全体を表現する。画像や音声、動画など大きなサイズのバイナリデータの保存や送受信を行なう際によく用いられる形式である。
(2019.12.20更新)